「なんだか最近仕事やプライベートがうまくいかない・・・。」
「前向きな考え方ができない」
など悩んでいることはないですか?
うまくいかないことが続くと、気持ちが落ちてしまったり、やる気がなくなるなど、前向きになれないときって誰にでもありますよね。
ネガティブな考え方をしていると、行動に結びついてしまい、負のスパイラルに陥り、中々抜け出せない場合があります。
そんなときは成功者の言葉に耳を傾けることで良いアイデアが思いついたり、気持ちが前向きなり、どんどん良い方向に進んでいく場合があります。
悩んだら成功者の言葉を理解し、気持ちを切り替えていきましょう。
日本を代表する電機メーカー「パナソニック」の創始者として知られる『松下幸之助』。
不幸な生い立ちでありながら、強靭な精神力と前向きな思考から大きな成功をおさめることができました。その考え方を参考にして日々の生活に活かしてみましょう。
道は無限にある
これが最善だと思っていても、考え方を変えなければまだまだ他に道はあるはずだ。
要は熱意である。熱意さえあれば必ずよい知恵が生まれ、真になすべきことが見えてくる。進歩発展の道はそこからひらける。
人も物も生かし方次第
この世にムダなものはない。人も物も生かし方次第で優れた資質を発揮し、そこからまさに無限の可能性が広がる。謙虚に、そして寛容の心を持って、すべての人や物の本来の価値が生かされるよう努めたい。
力を蓄え時を待つ
わるいときがすぎれば、よいときが必ず来る。焦らずあわてず、静かに時節が来るのを待とう。自然の営為に任せつつ、着々とわが力を蓄えて時を待つ。
迂遠に思われても、その辛抱こそが成功への近道なのである。
いま一度素直にみずから問い直す
自分の考えや振る舞いを省みるときは、他人の賛否もさることながら、まずは自身の評価を大事にしたい。みずからに問い、みずから答える。素直な自問自答で正しい自己評価を行うところから、真に自分を生かす道が見いだせるのである。
日に三転よし四転よし
古(いにしえ)より「君子は日に三転す」という。新たなものを見いだそう、生み出そうと努めれば、物の見方・考え方は日に三転も四転もするもの。その姿こそ生成発展の望ましい営みととらえ、変わることに前向きでありたい。
人との縁を喜ぶ
人と人とのつながりには、個人的な意志を超えた、深い縁の力が働いている。
だから縁のあったことを謙虚に喜びあいたい。人の縁の不思議さ、ありがたさに心を致して、お互いのつながりをさらに強めてゆきたい。
一瞬先の闇に備える
人生はいつも平和で、順調なときばかりとは限らない。
何か一つ事が起これば、一瞬にして闇の中に入ることもある。
いついかなる変事に遭おうと対処してゆけるよう、平時の心の備えを怠ってはいけない。
発展は小さな工夫の積み重ね
同じことの繰り返しに進歩はない。どんなにわずかでもいい、新しい方法を工夫することが大切である。
失敗することを恐れるよりも、工夫のないことを恐れたい。大きな発展は小さな工夫の累積からもたらされる。
プロとしての自覚はあるか
給料をもらったなら、その仕事における立派なプロ。プロである以上、甘えは許されない。自立心を持ち、厳しく自己練磨することが求められる。
プロとしての自覚があるかどうか、つねに問うよう心がけたい。
悩みの先に新境地あり
困難に直面すると、誰しも悩み、逃げたくなる。だが、そのときこそ新しくものを考え出す転帰と思い直し、敢然(かんぜん)と立ち向かい、知恵と力をしぼってみよう。
そこから思いがけないアイデアがわいて、さらなる飛躍が可能になる。