こんにちは。管理栄養士の aiです。
ストレスが溜まっていると、お腹が減っていないのに食べ過ぎてしまうことはないでしょうか?
特にダイエットしている方にとっては、本当に避けたい行為だと思います。
今まで600人以上の方に栄養指導していますが、ストレスにより食べ過ぎてしまい、太ってしまったという方は非常に多くいるのが現状です。
ストレスとの向き合い方を変えると太りにくい体になっていきます。
ストレス太りで困っているという方はぜひ、ぜひこちらを参考にしてください。
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ストレスが溜まっているとき、食べ過ぎてしまうのはなぜ?
会社の上司や先輩と合わなくてストレスが溜まる。
仕事量が多すぎて、疲れが溜まってしまう。
このようなとき、食事量がいつもよりも増えてしまったり、スイーツ等の甘いものをたくさん食べてしまうことはないでしょうか?
『そこまでお腹が減っていないのに、いつもよりも食事量が増えてしまい、食べても食べても満足できない・・・。』
栄養指導をしていると、ストレスや仕事が忙しいと食べる量が増えてしまい、体重が増えてしまい、ダイエットできないという悩み相談をよく受けます。
その原因は、悩みや仕事量が多いことで、脳を過剰に使ってしまい、脳が栄養を欲しているためだと言われています。
疲れているときに、甘いものを摂るとホッとした気持ちになり、気分が上がったことはないでしょうか?
甘いものを摂ること幸福感が生まれますが、これには「セロトニン」というホルモンが分泌されるため、一時的に気分が良くなるということがあるからなのです。
しかし、時間が経過すると、また不安感やストレスが増してしまうため、実は甘い物などの食事でストレス発散することは良い方法とは言えません。
ストレス発散するための食事は、気分が上がり幸せな気分になりますが、食べ過ぎて肥満になってしまうことは問題ですよね。
ダイエットしたいのに、ストレスで暴飲暴食して太ってしまう方は、ストレスとの向き合い方を変えていく必要があります。
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ストレスで過食しないための改善方法は?
では、ここからはストレスで食べ過ぎないようにする方法をお伝えしていきます。
気持ちがスッキリしたり、落ち着くことでストレスによる過食を防ぐことができますので、ストレスが溜まったら食事に走るのではなく、まずは下記のことを行ってみましょう。
ストレスが溜まったら温かい飲み物を
ストレスで過食してしまう方は、発散方法を食べ物ではなく、飲み物に変えることが有効です。
特に温かい飲み物はリラックス効果が高く、温度によりゆっくり飲む為、自然と気持ちが落ちついてきます。
オススメなのは、神経を鎮めて気持ちがリラックスするハーブティー。
無糖でカロリーも気にせず摂れるため、体重が増えるといったデメリットがありません。
最近では、甘い香りがするフレーバー入りのものも多く販売されていますので、自分が好きな香りのものを摂って楽しむのも良い方法です。
以前、栄養指導した方で、ストレスでコンビニスイーツを毎日摂る習慣がありダイエットできない方がいました。
お菓子をやめてご自分の好きな香りのお茶に変えたことで、8㎏の減量に成功した方がいます。
すぐに試すことができると思いますので、ぜひ行ってみてくださいね。
ちなみにコーヒーなども効果的ですが、飲みすぎはカフェインの摂りすぎになるので、注意してください。
自分の好きなことをする
好きな音楽を聴いたり、映画やDVDを観て気分転換をすることは意外と重要な方法になります。
例えば、アクセサリー作り、カラオケ、アウトドアなど。
趣味は人によってさまざまあると思いますが、イライラしたら自分の好きなことをしてストレスを小まめに発散させましょう。
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誰かに相談する
自分の悩みや現在の大変な状況を、家族や友人、同僚などに話を聞いてもらうことで気が楽になります。
嫌なことを溜め込む習慣もってしまうと、どんどんストレスが溜まってしまい思考がネガティブになっていき、負のサイクルに陥ってしまう場合があります。
限界までストレスを溜めたままにしておくことは、心にとってよくないですね。
誰かに相談することで、「まぁ、いっか」と気分が軽くなったり、客観的なアドバイスをされて悩んでいたことが解決に繋がるケースが多ります。
ノートに書く・日記をつける
悩みは溜め込まず誰かに相談することをオススメしますが、相談する時間がない、人に相談できない悩みだ、という場合は紙に書くと効果的です。
忙しかったり、悩んでいるときは現在の自分の状況が把握できていない場合があります。
今置かれている状況を紙に書くことで、感情の整理ができたり気持ちが前向きなることに繋がるため、気分がモヤモヤしているときは紙に書くことをオススメします。
可能であれば、日頃から日記をつける習慣をもつとさらに良いですよ。
軽い運動をする
運動することで、上記でもお伝えしたセロトニンというホルモンが分泌され気持ちが明るく前向きになります。
スイーツを食べたり、運動することでセロトニンは分泌されますが、運動の場合、20分の運動により幸福感が12時間持続するという研究もあります。
ストレスが溜まっていたり、疲れているときは、食べ物で発散するよりも運動したほうが気持ちが爽やかになるため、効果が高いです。
ストレスが溜まっているときは、ウォーキングやジョギング、ヨガなどをすることをオススメします。
体を動かすと気分も良くなりますし、ダイエットもできますので一石二鳥ですよね。
気持ちがスッキリすると、食べ過ぎを防止することができますので、気持ちを切り替えるということはストレス対策に効果的です。
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まとめ
ストレスにより、暴飲暴食で太ってしまうという方の為に、ストレスとの向き合い方についてお伝えしました。
ダイエットしたいのに、ストレスや疲れの反動でたくさん食べてしまい悩んでいる方は、まずはストレスとの向き合い方を変えていくと減量への近道になるかもしれません。
ちょっと意識すれば、自分の体を管理することができダイエットが成功する可能性が高いですよ。
心のケアにもなりますし、気持ちが安定してストレスに強くなるというメリットもあります。
ストレス太りしてしまう方は、是非試してみてくださいね。